貴社のホームページで、検索結果上位に掲載されるためにはその記事で書かれている文章の内容、コンテンツが非常に重要です。
一体どのような記事構成にすれば、検索上位にランク付けされるのでしょうか。
今回はどのような文章を書けばSEO(サーチエンジン対策)上高く評価されるのか、そして集客向上に結びつけることができるのか、解説いたします。
■ホームページで集客できる記事を書くために必要な3つの手順
集客に効く文章にはある一定の形があります。その形に沿って記事を書くようにすればブログでもホームページのコンテンツでもグーグルに高く評価してもらえる可能性が高まります。その手順は以下の通りです。
手順①:キーワードを決める
手順②:骨格を決める
手順③:骨格に肉付けする
■手順①:キーワードを決める
キーワード選びは最重要です。この点については、この記事をご覧ください。
■手順②:骨格を決める
キーワードが決定したら、そのキーワードに基づいて、記事の骨格を決めていきます。最も重要なのは、狙うキーワードから、読者のニーズを探ることです。
例えば、貴社が英語会話の教材を販売している会社で、「英語 リスニング 中学生」というキーワードでの上位獲得を目指しているとします。
「英語 リスニング 中学生」というキーワードで検索している人の多くが、中学生(あるいはその保護者)で、英語のリスニング能力を高めたいというニーズを抱えていることが推測できます。
この読者に対して、いきなり貴社の教材をおすすめする内容から始めるのは正しくありません。そうではなく、まず中学生の英語のリスニング能力を高める方法について詳しく説明してあげることが第1です。
そういうことをきちんと説明できている記事こそ、Googleが高く評価するサイトなのです。
■集客に結び付く文章の骨格の型
では具体的に、どのようにして文章の骨格を組み立てたらいいのでしょうか?下記の順番で考えていくと、スムーズに骨格が作り上げられると思います。
下記がその基本的な型です。
・検索キーワードから予想される課題を提示する
・課題を解決するためのアイデアを主張する
・その主張の理由や根拠を述べる
・アイデアの具体例を述べる(商品の説明はここで行う)
・主張に対する反論を予想して書く
・最後にもう一度、アイデアを主張する
このような形に則って、骨組みを作ることで、SEOに最適化する記事を量産することが可能になります。
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくるとかなり短時間で同じ型の記事を量産できるようになると思います。
■骨格の具体例
では、具体的に英語リスニング中学生のキーワードに対しての骨格を作る場合の具体的な例について考えてみましょう。
・検索キーワードから予想される課題を提示する
→中学生がリスニングをマスターすることの難しさを提示
・課題を解決するためのアイデアを主張する(下記は一例)
→リスニング能力を高めるには、「本文を見ながらCDを聴く」→「本文を見ながらCDと同時に音読する」→「本文を見ないでCDと同時に音読する」→「本文を見ないでCDより少し遅れて音読する」という順番でリスニング練習するのが効果的
・その主張の理由や根拠を述べる
→それを裏付ける研究者の論文やデータなどがあれば記載する
・アイデアの具体例を述べる。商品の説明はここで行う
→実際に体験した人の感想や、貴社の商品でこの練習法を試す方法などを記載(ここで初めて、貴社商品の紹介し、必要に応じてリンクを張る)
・主張に対する反論を予想して書く
→実際に体験してうまくいかなかった例の紹介や、別の方法の提示
・最後にもう一度、アイデアを主張する
→記事のまとめとして、再度課題解決のアイデアを主張
■手順③:骨格に肉付けする
手順②の骨格づくりがきちんとしていれば、あとはそれに、貴社内に蓄積されている専門知識やノウハウなどを付け加えつつ、その文章に肉付けしていくだけです。
肉付けしていく際には、具体的な読者像を思い浮かべながら書くといいと思います。キーワードから推察できる悩みを抱えている人物像に近い人物が身近にいれば、その人を思い浮かべて、その人に語りかけるように文章を肉付けしていくと、親しみやすく、読みやすい文章になると思います。
また、キーワードをどのように入れるか、タイトルをどのようにするかなど、記事にするには、若干の注意が必要になることがあります。
その点については、また別の記事でご紹介いたします。